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遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。
今年も何卒よろしくおねがいいたします。
大晦日、ブログを投稿した後、京都に行ってきました。
以前から友人と年越ししたい!京都行きたい!と言っていて、
よしじゃあ行くかと当日決まりまして笑
除夜の鐘を撞きたいという友人の希望を汲み、
高台寺で撞いてきました。
そのまま夜を越し、
神社を2.3まわって昼前には京都を発ったんですが、
なかなか楽しかったです。
あまりの更新頻度に申し訳ないので、
書きかけではありますが幸リョ放置していきます。
会話書いたらそこで満足してしまい、数ヶ月放置していました笑
新テニもカゴプリもゲットしたので、
ゆっくりにやにやしながら読もうと思います~。
今年も何卒よろしくおねがいいたします。
大晦日、ブログを投稿した後、京都に行ってきました。
以前から友人と年越ししたい!京都行きたい!と言っていて、
よしじゃあ行くかと当日決まりまして笑
除夜の鐘を撞きたいという友人の希望を汲み、
高台寺で撞いてきました。
そのまま夜を越し、
神社を2.3まわって昼前には京都を発ったんですが、
なかなか楽しかったです。
あまりの更新頻度に申し訳ないので、
書きかけではありますが幸リョ放置していきます。
会話書いたらそこで満足してしまい、数ヶ月放置していました笑
新テニもカゴプリもゲットしたので、
ゆっくりにやにやしながら読もうと思います~。
「すまない、」
「ん?」
「越前、いるかい?」
「は、はいっ!ちょっと待ってください!」
3限の授業が終わり、気だるい空気が漂う1年の教室に訪れたのは3年でテニス部部長の幸村精市。
ドアの近くの席に座りながら友達と話し込んでいた男子生徒は、声をかけた主が幸村だと気付くと慌てて立ち上がり姿勢を正した。
大きく響くイスの音と、普段はそんなキャラではないクラスメイトの異常な様子に気付いた生徒たちは皆一様にドアの方を見て言葉をなくす。
直接関わりがないとはいえ、どの部活動もハイレベルな立海で幸村が1年生にしてテニス部を全国優勝に導き現在も全国トップレベルであるという話はあまりに有名で、交流のない1年の間ではある種の崇拝対象となっていた。
また見目が良いことや穏やかな性格も加わり、校内での人気は不動である。
慌てて教室を見渡した男子生徒は目当ての人を見つけると、ちょっと待っててくださいと声をかけて教室の奥に進む。
幸村が彼の向かう先に視線をやると、窓際に腕を枕に机に臥せっている生徒の姿が見えた。
数度声をかけられむくりを身を起こしたリョーマは、何やら説明を受け寝ぼけ眼のまま入り口をちらりと見ると数拍置いてから立ち上がった。
「なんすか?眠いんで早くおわらせてほしいんすけど。」
眠たいのを隠そうともせず欠伸をしながら近寄ってくる。
幸村が現れるまでざわついていた教室は静まりかえっており、リョーマの声だけが響く。
クラスメイトたちは、先輩に、しかも幸村さんにそんな態度でいいのかと内心はらはらしていた。
「悪いね。昼休みにレギュラーだけでミーティングをすることになったから、それを伝えにきたんだ。」
「わざわざ部長が?赤也先輩に任せればよかったのに。」
「俺が君に会いたかったから。」
「は?どうせこの後会うんでしょ?」
そうじゃないだろ!クラス中の心がひとつになる。
だが当の本人は本気で分かっていないようで、首をかしげている。
幸村は微笑むばかりで傷付いた様子はない。
「ところで、赤也のこと下の名前で呼んでるんだね」
「はあ、まあ。」
「俺のこと、なんて呼んでるっけ」
「部長」
「だよね。俺も名前で呼んでほしいな」
「いやっす」
「なんで」
「なんでって、部長は部長だから」
「赤也だけずるいと思わない?」
「おもわないっす。だいたい、他の先輩は苗字じゃん」
「そう・・・。でも俺は名前でもないよね。」
「でも部長じゃん」
「名前で呼んでほしいっていってるだけなのに、どうしてそんなにいやがるかな、坊やは」
「面倒くさいから。」
「どうせ夏には引退して部長じゃなくなるんだからいい機会じゃないか」
「部長こそ俺のこと坊やって呼んでるからお相子でしょ」
「じゃあ俺が君の事を名前で呼んだら部長呼びをやめてくれるかい?」
「なんでそんなにしつこいんすか」
「リョーマに名前で呼んでほしいからに決まってるだろう」
「あーはいはい」
「絶対分かってないよね」
「分かってますよ。もうそろそろ授業始まるんで戻った方がいいっすよ。」
「じゃ、また後で。幸村サン」
「それじゃあ後でね、リョーマ」
「なんか、幸村先輩って思ってたのと違うかも・・・」
「越前君もね・・・」
「「ていうかどういう関係なの?」」
「ん?」
「越前、いるかい?」
「は、はいっ!ちょっと待ってください!」
3限の授業が終わり、気だるい空気が漂う1年の教室に訪れたのは3年でテニス部部長の幸村精市。
ドアの近くの席に座りながら友達と話し込んでいた男子生徒は、声をかけた主が幸村だと気付くと慌てて立ち上がり姿勢を正した。
大きく響くイスの音と、普段はそんなキャラではないクラスメイトの異常な様子に気付いた生徒たちは皆一様にドアの方を見て言葉をなくす。
直接関わりがないとはいえ、どの部活動もハイレベルな立海で幸村が1年生にしてテニス部を全国優勝に導き現在も全国トップレベルであるという話はあまりに有名で、交流のない1年の間ではある種の崇拝対象となっていた。
また見目が良いことや穏やかな性格も加わり、校内での人気は不動である。
慌てて教室を見渡した男子生徒は目当ての人を見つけると、ちょっと待っててくださいと声をかけて教室の奥に進む。
幸村が彼の向かう先に視線をやると、窓際に腕を枕に机に臥せっている生徒の姿が見えた。
数度声をかけられむくりを身を起こしたリョーマは、何やら説明を受け寝ぼけ眼のまま入り口をちらりと見ると数拍置いてから立ち上がった。
「なんすか?眠いんで早くおわらせてほしいんすけど。」
眠たいのを隠そうともせず欠伸をしながら近寄ってくる。
幸村が現れるまでざわついていた教室は静まりかえっており、リョーマの声だけが響く。
クラスメイトたちは、先輩に、しかも幸村さんにそんな態度でいいのかと内心はらはらしていた。
「悪いね。昼休みにレギュラーだけでミーティングをすることになったから、それを伝えにきたんだ。」
「わざわざ部長が?赤也先輩に任せればよかったのに。」
「俺が君に会いたかったから。」
「は?どうせこの後会うんでしょ?」
そうじゃないだろ!クラス中の心がひとつになる。
だが当の本人は本気で分かっていないようで、首をかしげている。
幸村は微笑むばかりで傷付いた様子はない。
「ところで、赤也のこと下の名前で呼んでるんだね」
「はあ、まあ。」
「俺のこと、なんて呼んでるっけ」
「部長」
「だよね。俺も名前で呼んでほしいな」
「いやっす」
「なんで」
「なんでって、部長は部長だから」
「赤也だけずるいと思わない?」
「おもわないっす。だいたい、他の先輩は苗字じゃん」
「そう・・・。でも俺は名前でもないよね。」
「でも部長じゃん」
「名前で呼んでほしいっていってるだけなのに、どうしてそんなにいやがるかな、坊やは」
「面倒くさいから。」
「どうせ夏には引退して部長じゃなくなるんだからいい機会じゃないか」
「部長こそ俺のこと坊やって呼んでるからお相子でしょ」
「じゃあ俺が君の事を名前で呼んだら部長呼びをやめてくれるかい?」
「なんでそんなにしつこいんすか」
「リョーマに名前で呼んでほしいからに決まってるだろう」
「あーはいはい」
「絶対分かってないよね」
「分かってますよ。もうそろそろ授業始まるんで戻った方がいいっすよ。」
「じゃ、また後で。幸村サン」
「それじゃあ後でね、リョーマ」
「なんか、幸村先輩って思ってたのと違うかも・・・」
「越前君もね・・・」
「「ていうかどういう関係なの?」」
手塚は「ぶちょー」って呼ばれてるよね。あんま「手塚ぶちょー」っていわないよね。
大石は「大石先輩」だよね。つまり真田は「真田先輩」?
桃先輩は桃先輩だし、赤也先輩になるのか?
でも海堂は海堂先輩だし自己申告?
こういうこと考えてる時が一番楽しかったりします。
リライト様より先輩後輩、十の事情『先輩か、さん付けか』
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